くら動物病院 佐賀県佐賀市西田代1丁目6番1号 TEL:0952-20-1470

ワクチンについて

本院ではWASAVA(世界小動物獣医師会)から2024年に発表されたガイドラインに沿って接種を行います。飼育環境や月齢によって変わりますので、詳しくはご来院ください。また、数年に一度改訂があり、それを元に接種時期等が変更になる場合がありますのでご了承ください。

>2024 WASAVAガイドライン

料金表

ワクチンの種類

犬5種ワクチン
7,700円
犬10種ワクチン
9,900円
犬レプトスピラワクチン
3,300円
猫3種ワクチン
5,500円
猫4種ワクチン
初回ワクチン時には現在白血病に罹っていないかどうかの検査が必要となります(別途4,400円)
他院で検査された方は証明書をお持ちください。
7,700円

フィラリアについて

フィラリア症とは、蚊に刺されることにより感染する寄生虫症です。
犬の体内にフィラリア(犬糸状虫)が入りこみ、成長したそうめん状の虫が肺動脈や心臓に寄生することで、咳や呼吸困難を起こしたり、血液の流れを妨げ心臓に負担をかけたりします。放置すると死に至ることがあります。
フィラリア症の治療は、いずれの方法をとっても体に負担がかかり、危険を伴います。
正しく予防することにより、ほぼ100%予防することが可能な疾患なので、大切な家族のために確実に予防してあげましょう!


予防期間

フィラリアの予防期間は 5月〜12月が基本です。ただ、日本の亜熱帯化や温かい都市部の地下環境などによって、地域によって変わりますが蚊の生息は1年中確認できてしまう場合があります。このような環境を考慮して、年間を通した予防が勧められることもあります。
フィラリア感染がある場合に予防薬を飲ますと、重篤な副作用で死亡する場合があります。そのため毎年予防薬を飲み始める前には、必ず事前検査が必要です。


猫のフィラリア症

フィラリアを持った蚊が猫を吸血すると、猫もフィラリアに感染します。実際に、10頭に1頭の猫ちゃんがフィラリアの幼虫に感染しているという調査結果が出ており、室内生活でもフィラリア症に感染する可能性があります。感染すると咳や呼吸困難、吐き気などの症状があらわれ、犬と同様命に関わる重篤な症状を引き起こすことがあります。
犬と異なり、猫のフィラリア症は診断法や治療法がいまだ確立されておらず、しっかりと予防(駆虫)を行うことが最良の対処法となっています。


ノミ・マダニ予防

ノミは掻痒感を起こすだけでなく、ノミアレルギーや瓜実条虫感染の原因になります。マダニは複数の疾患を媒介し、近年増えてきたSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は猫で高い致死率を示し、人や犬にも感染することがあるので注意が必要です。
ノミ・ダニともに寒い環境では動きが鈍ります。しかし、冬場に暖房をつけているご家庭では室内の温度はノミ・マダニにとって最適な温度となっており、ノミ・マダニは活動することができます。そのため、状況によっては1年中予防することをお勧めしています。


フィラリア、ノミダニ予防の時期

フィラリアを持った蚊が猫を吸血すると、猫もフィラリアに感染します。実際に、10頭に1頭の猫ちゃんがフィラリアの幼虫に感染しているという調査結果が出ており、室内生活でもフィラリア症に感染する可能性があります。感染すると咳や呼吸困難、吐き気などの症状があらわれ、犬と同様命に関わる重篤な症状を引き起こすことがあります。
犬と異なり、猫のフィラリア症は診断法や治療法がいまだ確立されておらず、しっかりと予防(駆虫)を行うことが最良の対処法となっています。